ツインレイ“悪女を愛した男”サムソンとデリラ

桔梗です。


今回は旧約聖書に出てくる

「サムソンとデリラ」の

この二人がもしツインレイであったら・・・

ということで書いてみようと思います。


まず簡単なストーリーを。


神から特別な力を与えられたサムソンは

デリラという女性に出会います。


彼女を愛したサムソンは

その特別な力の秘密を

彼女に明かしてしまい、

敵であったペリシテ人に捕らえられて

両目をくり抜かれてしまいます。


そして多くのペリシテ人の前で

見世物にされようとしていた彼は

その場で神に祈ります。


すると奇跡が起こり

失った力がよみがえりました。


最後は多くのペリシテ人を

巻き添えにして

神殿の下敷きとなって死んでしまうという

お話です。。。



このサムソンという男性は

デリラという悪女を愛してしまったばかりに、

誰にも話してはならなかった秘密を

話してしまい、

結果的にひどい目に遭うわけです。


秘密というのは

彼が神から与えられた特別な力の理由ですね。

それは彼の髪の毛にあったのです。


頭の毛を剃ってしまうと

彼の怪力は失われてしまうので、

そのことを彼はずっと

秘密にしてきたのですね。


デリラはペリシテ人から

このサムソンの秘密を聞き出して

その見返りにお金をもらう約束をしていました。


つまり彼をペリシテ人に売り渡したわけです。

まあ、とんでもない女性ですよね。



なので、このお話というのは


こんな性悪な銭ゲバ女を

愛してしまったばかりに・・・とか


恋をすると男は盲目になってしまう・・・とか


サムソンというのは

まぬけな男の代表みたいに

言われてしまっています。


これを教訓にして、みなさんもこんな失敗を

しないでくださいね、と。

そういった形で語られていることが多いですね。



ですが、これがもし

この二人がツインレイだったとしたら

話がまったくちがったものに

見えてくるのです。


サムソンがアダムで

デリラがエバ・・・


あの『エデンの園』でエバが彼を裏切り

二人が楽園を追放され、


離れ離れになっていた二人が

久しぶりに地上で

再会したのだとしたら・・・



アダムであるサムソンは

デリラに出会ってすぐに彼女を愛するわけですね。


聖書の口語訳には

「デリラという女を愛した」と

はっきり愛したと書いています。


サムソンはデリラ以外の女性にも

出会っていますが

ほかの女性には

「愛した」とは書いていないのです。



二人がツインレイであったなら

彼は出会ってすぐに

デリラがエバだと

気付いたのだと思います。


ですが、それに対して

エバであるデリラのほうは


すっかりあの頃と

様子が変わってしまっていて、

ヤンキー化しているのです。


当然、サムソンを見ても

アダムだとは気付いていませんし、


それどころか、ペリシテ人と一緒になって

サムソンを陥れようとするのですね。



聖書というのは淡々と描かれているので

彼女の細かいことまでは

わかりづらいのですが・・・


デリラは

男性に対して怒りや恨みのようなものを

持っているというのを

なんとなく感じるのですね。


おそらくサムソンに出会うまでに

男性関係でいろいろな

いやな経験をしてきたのでしょう。


粗末に扱われたり、裏切られたり・・・


そうしたことが彼女を

卑屈にさせ、

悪女のようなレベルにまで

闇を深めてしまったのだと思います。


彼女は自分を愛してくれている

サムソンのことを

全く信用していません。


デリラは、長年の男性への恨みのようなものを

サムソンを陥れることで

復讐したかったのかもしれないですね。


ですが、そんなデリラを

サムソンは

最後の最後まで

愛したのだと思います。


彼はデリラに裏切られて

ペリシテ人に捕らえられたことも

目までくりぬかれたことも

おそらく怒ってはいないのです。


どうして怒らなかったのかというと・・・


彼には、彼女が自分に

ひどいことをした理由が

わかっていたと思うのですね。



ツインレイのアダムであるサムソンは

彼女の元の夫であり

彼女を生んだ親でもあります。


その彼には

エバの気持ちが

痛いほどよくわかったのでしょう。



彼から離れてずっと一人ぼっちで

生きてきたデリラ・・・


これまで

いやなこともいっぱい経験して

本当にさみしかっただろうと・・・と。



ですので、彼女が自分に対して行った

裏切りを、

怒ることもなく、恨むこともなかったと

思うのです。


それは彼の

夫として、親としての愛情ですね。


そしてその後、

捕らわれの身となったサムソンですが

その自由のない屈辱的な生活を

毎日、淡々と文句も言わずに

送ったのでしょう。


そして、自分が

見世物にされる目的で

多くのペリシテ人の前に出たとき


サムソンは死を決意して

神に祈るのです。


もう一度だけあの力を

私に与えてください、と。


そして

そう祈るとサムソンに奇跡が起こり

失われた力が復活するのですね。


最期、彼はその力を使って

多くのペリシテ人を巻き込んで

崩れた神殿の下敷きとなって

死んでいきました。



なぜ、最後

ここで奇跡が起こったのか?


裏切られたときに剃られた

髪の毛がかなり

伸びていたからでしょうか?


それもあるかもしれませんが

大きな理由は、


彼が死を決意して祈ったこと。

そして、長い捕らわれの生活の間に

神を裏切ったことへの反省を

きちんとしてきたこと。


そうしたことが、彼の

あのエデンの園で神を裏切った罪を

消すのために

充分なものであったため、


あの場で奇跡が起こったのでしょう。



あのエデンの園での罪は

もちろんエバの罪もあります。


先に神を裏切ったのはエバのほうですから。


彼はあの場でエバの分も

神に謝罪をして祈ったのです。


ツインレイの男性は

エバの犯した罪も一緒に引き受けて

罪を消すことが可能だということは

以前書きました。


あのエデンの園での神を裏切った罪は

心からの反省と

死ぬことによってしか

消すことはできない重い罪でした。


サムソンの謝罪と反省が本物で

そして死ぬことも

決めていたため、


サムソンとエバ、このツインレイの

エデンの園での罪は

奇跡が起こったあの瞬間

消えることが決まったのですね。


そしてサムソンが死んだとき

罪の償いは完全に終了したのです・・・



ということですね。。。


もし二人がツインレイであったら、という

前提で解釈をしてみました。


みなさんならこのお話を

どんなふうに考えますか?


サムソンの気持ち・・・デリラの気持ち・・・


ではまた次回も引き続き

サムソンとデリラについてお話ししたいと思います。







ツインレイ&ドリームワーク “夢の力に導かれて本当の自分に たどりつく”

ご訪問いただきありがとうございます。桔梗と申します。ツインレイは本当に不思議なことが多く、途方にくれてしまうこともしばしば。なぜ生まれてきたのか。どこに向かおうとしているのか。私が夢から得たツインレイに関する情報を中心に、ツインレイの謎を解いていきたいと思います。